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2009年 02月 14日

小さなTray

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昨年のクリスマスにカミさんにプレゼントしたtrayです。

以前、知り合いから頂いたチークの端材で作りました。
仕上げはオレンジオイルを数回塗ってみました。


コレを作るきっかけは、
フィン・ユールデザインのtrayを見た時です。

カミさんが、「欲しい!でも高い!作れる~?」

大工の妻の口癖は「作れる~?」 です。。。


サイズ的にはまだ小さくて、家で使っている
白山陶器の急須を置きたいとのことでした。

フィンユールのtrayにちょいと触発されたか、
作ってみる事にしました。






c0190320_22551576.jpg
簡単に考えていましたが、やはり継ぎ手が難しいですね。

このような継ぎ手に使う機械等もありませんので、
全て手作りです。

弟子の頃、親方が建具系の仕事も出来る方だったので、
基本は教わってましたが。。。

でも、こういった細かい仕事は・・・楽しいですね^^
ぼか~好きだな~~~~


カミさんの反応も上々でした。
プレゼントした夜、
何故か、このtrayの値段で盛り上がってしまいました(笑)



話に出てきたフィン・ユールのtrayは、

福岡市大橋にある 「organ」  さんに置いてあります。
北欧雑貨、家具のお店で、僕らもよく行くお店です。
覗いて見てくださいな。


「organ」
http://organ-online.com/
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# by tiki_plus | 2009-02-14 23:35 | 大工のつぶやき
2009年 02月 07日

新築工事?増改築工事?

どっちの工事がすき?

ある日の大工仲間との会話。

ほとんどの大工は新築工事と答えると思います。
新しい材料を使い、あまり汚れる事もありませんし。
何より何も無い所に家が建つんですからね。楽しいです!

でも、
僕は増築、改築工事や営繕工事の方が好きなんですよね~~~~。

大工仲間は「なぜ?」と聞きます。


確かに増改築工事は大変で汚れる事が多いです。
多いのは水回りですね。
台所、洗面所、風呂場、トイレなど。

これらは日本の高温多湿という環境のため、傷みやすく腐りやすい所です。

台所の流し台を解体したら、
ゴキブリがちょろちょろ、
「うぎゃ!!!」

流し台下の床が腐っていて、
足を突っ込み、
「いて~~~~!!!」

更にコンロ上の換気扇を外はずすと、
油がねちょ~と
「う”あ”~~~」

風呂場を解体すると、
シロアリさんと御対面~~~~
「うぎゃぎゃ!!!・・・おいしいのかな?」

トイレを解体すると、
排泄物が跳ねて顔にピト、
「ぎゃ~~~~!!!!!!!!!」

とまあ、よくある話です。。。。
確かに人が好んでする仕事ではないですからね~。。。


僕が大工の弟子入りを決めた時、
最初は寺社仏閣をあつかう宮大工になりたかったです。
国宝級のお寺の改修工事など、素晴らしい技術に憧れました。
大工の言うところの「化粧仕事」ってやつですね。

でも、
実際は和風の一般住宅専門の親方に弟子入りしました。

それは、
お客さんの存在を身近に感じ、人の生活空間の工事がしたかったからです。

もちろん新築工事でもお客さんと会う機会は多いです。
でも、
増改築工事ともなると、毎日お客さんと顔をあわせます。

工事の進行状況の説明したり、世間話したり色々会話をしますね。


夕方、
御主人が仕事を終えて御帰宅するころに、入れ替わるように僕が帰ります。

やはり工事が気になるようで、すぐに工事してる場所を見にこられます。

「うわ~~~奇麗になりましたね~~~!」

この一言がなにより嬉しいんです^^
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# by tiki_plus | 2009-02-07 23:00 | 大工のつぶやき
2009年 01月 26日

カワイイ、可愛い、かわいい

最近よく聞く言葉です。

意味はまあ、可愛い犬、可愛い赤ちゃん、可愛い女の子 etc...
こんなところかなと僕は思います。

が、

買い物など行くと特に聞きます。

洋服店店員「あ、かわいいですよ~」

バック屋店員「かわいいですよ!」

雑貨屋店員「かわいいですよね~これ!」

う~む・・・どうも色々な表現を「カワイイ」の一言で済ましてるような気がします・・・
「素敵」とか、「お似合い」とか、「かっこいい」 とか色々な表現の言葉は
あるんですがね。

デンマーク在住の日本人夫妻O氏の愛娘、Aさん。
彼女は生まれも育ちもデンマークです。

僕は初めて彼女と出会ったとき驚きました。
日本語がとてもキレイなんです。
日本人夫婦の子供だから当然では?と、思う方もおられると思いますが、
なかなか難しい事だと思います。

僕は以前NYに住んだ事があります。その時に多くのアメリカ生まれの
アメリカ育ちの日本人に出会いました。
もちろん皆さん日本語は普通にしゃべる事が出来ます。
しかし、
やはりほんの少し流暢とまでは行かないんですよね。
環境が違うんですから当然でしょうね。

しかし、
Aさんは流暢であると同時にキレイなんですよ。
そして正しい日本語です。


そのAさんが数ヶ月前に初来福されました。
福岡在住の、彼女を知る仲間たちが集まり、一緒に食事にいきました。
その時に何故キレイに聞こえるのかがわかりました。

Aさんと女性陣と会話してる時のこと。
なにか目の前にある物のことを話してました。

みんなは「かわいいよね~かわいい~」と言ってるのに、
Aさんは「素敵」や「きれい」など色々な表現をしてたんですよね。

僕は思いましたね。あ~遠く日本から離れて暮らしているAさんのほうが
正しくキレイな日本語を喋ってるな~~~!!!
なんか知的さも感じますね。


僕はアメリカにいたとはいえ、英語が下手くそです。
ボキャブラリーが少ないため、少ない単語を駆使して喋っています。
もちろん普通の生活には困りはしません。
でも、
深く感情を込めたり、もっと人と深く話がしたりすることが出来ません。
なぜなら知っている単語が必要最低限だからです。

パーティなどに行った場合は、女性を褒めるのが礼儀と習いました。
その頃の僕だったら、この時に使う単語は「Beauty」しか知らなかった
でしょうね~~~~
会う人会う人にビューティービューティー。。。う~む。。。
片言の英語を喋る外国人だからこれで良いんでしょうがね(苦笑)

でもこれって今の日本で聞く「かわいい」と同じでは?
そう、まるで片言の日本語を喋る日本人?!

せっかく日本語のネイティブスピーカーなんですから、
色々な単語を駆使して会話に深みを持たせましょうよ!!!

などと偉そうに言ってる僕もキレイな日本語とはいきませんがね・・・・

でも物を数える時は出来るだけ正しく言うようには心がけてるつもりです。

ご飯は一膳、二膳!!!

タンスは一棹、二棹 で~い!!!!!!


以上大工のわけわかんないつぶやきでした。
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# by tiki_plus | 2009-01-26 23:48 | 大工のつぶやき
2009年 01月 09日

鑿、鉋

この漢字読めますか?

そうです、大工道具の「ノミ」「カンナ」です。なんとも難しい漢字ですね~。

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これは僕が使ってる鑿です。

このようなセットが大きく
3セットあり、用途によって
使い分けています。

写真の鑿は普段使い用です。

なんかキレイですよね~














僕は道具が大好きです。

使う大工も職人ですが、作ってるのも職人です。

知ってました?鑿は鍛冶屋さんが刃先を作り、柄の部分はまた違う
職人さんが作ってるんですよ。
まあ、今ではかなり機械化されてると聞きますが、それでも
やはり最後は職人の経験と勘で作ってると思います。

鑿や鉋は基本的に購入時には切れない状態で販売されています。

鑿職人が鋼を鍛え、柄職人が柄をつけて、大工が刃を研ぎ上げて初めて鑿となるんですよ。

凄いですよね~鑿1つで3種の職人が必要なんですよ!

でも、

最近ではこのバランスも崩れてきました。。。

近年の住宅事情は、工場生産の建材を多用してるがため、大工の技術が昔ほど
必要では無くなってきました。極端に言えば、搬入された材料を加工もせず
取り付けるだけ。てな感じです。
若い大工では、刃物研ぎをした事無いって大工がいるぐらいです。

僕が弟子の頃は毎朝刃物研ぎさせられてたな~~~~
厳しい親方でしたが、ちゃんとした仕事を教えてくれてたことを再認識しますよ。
感謝!!!

そんなこんなで、

大工は鉋や鑿がほとんど必要ない状態になってきました。そうなるともちろん
鑿や鉋は売れず、多くの鍛冶屋さんが廃業していってるようです。

同時に、刃物専門の小売店も成り立たなくなってしまっています。

僕の知ってる限りでも、数店の小売店が廃業されましたね。

ある時店に行くと、「もう廃業するからさ~半値以下で売るからなんでも買ってくれよ」
と、あちこちの店で言われました。

倉庫にはまだ多くの道具達が埃をかぶっていました。なんとも悲しい光景です。

高価な道具を安く買えるということは、非常にありがたい事ではあります。
でも、

これって適正な価格ではないですよね~。。。僕の作ったものが同じような状態に
なるとやはり悲しいですからね~。。。

ですから、せめて僕の道具はガンガン使ってやろうと思います!道具が倉庫に眠るのではなく、その道具の本来の使用方法で最後まで使ってやろうと!
幸いにも、僕は鑿や鉋を多用する仕事が多いですから。

てなわけで、

写真の鑿はあちこちのお店の倉庫から買ってきた鑿たちです。
色々な加治屋さんの鑿が混ざってるのはそのためです^^

最後に、

日本中の、道具を作る職人さん!がんばってくださいな!

僕ら道具を使う職人もがんばります!!!



          masa
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# by tiki_plus | 2009-01-09 00:32 | 大工のつぶやき
2009年 01月 06日

初めまして

TIKI+ 代表masaです。

九州は福岡の地で生まれ、

小さな頃から物を作るのが大好きでした。

当時は歳をとりすぎてると言われながらも

21歳で大工の弟子入り。

早いもので17年も大工で飯を食っとります。

頑固で変わり者の僕ですが、昨年こんな僕の嫁になるという

奇特な方が現れました。

その嫁さんの勧めでブログ開設!う~む・・・この僕がブログ・・・

想像もしなかった展開。。。  何を書こうか。。。

まあ、僕の独り言や日々の思ったことなどをボチボチ書いていこうかと思います。

文章を書くことが苦手なので本当にボチボチと。。

それでは開演です。

お席についてゆっくり見てくださいな。


            masa
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# by tiki_plus | 2009-01-06 23:18 | ごあいさつ